神戸市東灘区のK様邸の既存の浴室はリフォームするのがもったいないくらい丁寧にお掃除されたタイル風呂でした。
神戸市東灘区K様邸 浴室リフォームの施工事例《戸建て》
ガス衣類乾燥機『乾太くん』を取付けた最先端のお風呂リフォーム事例【TOTO サザナ】
After
設備
- TOTO 戸建用ユニットバスルーム サザナ
- TOTO システム洗面化粧台 オクターブスリム
- リンナイ ガス衣類乾燥機 乾太くん
価格
200万円(税込)
サイズ
1116サイズ
工期
7日間
築年数
築28年
REQUESTお客様のご要望
〇4人家族でこれから洗濯物がどんどん増える中で、省エネで機能充実が評判のガス衣類乾燥機『乾太くん』を設置したいと考えていました。
〇あまり脱衣場が広くないので洗面台と洗濯機の位置をチェンジしてスペースを有効活用したいと『KANSAIお風呂リフォーム.com』さんに相談させていただきました。
〇お風呂のリフォームは『乾太くん』より優先順位は低かったのですが、タイル風呂で冬場がとにかく寒く、この機会に予算が合うなら一緒にリフォームしたいと考えていました。
Before


天井は昔懐かしいバスリブ仕様。出来るだけ新しい浴室の天井高を上げたい、というご要望でしたが、天井がバスリブであれば天井裏にはスペースはあると考えていました。

K様邸のお風呂は浴室が脱衣場から一段下がった仕様。こちらもバリアフリーにさせていただきます。

洗濯機上の梁は裏側に階段があり、解消できません。ここに洗面化粧台を移動させて現状の洗面台側に洗濯機と『乾太くん』を設置するイメージです。

しかし、K様邸脱衣場の天井高は2150mmであり、『乾太くん』を設置するためには天井高は最低2300mmの高さが必要なため、脱衣場の天井を解体し、出来るだけ天井高を上げるという大工事となります。
POINTご提案のポイント
〇K様邸の既存のお風呂はとてもキレイにお手入れされていたのはもちろん、タイル目地もとてもキレイで当時施工された職人さんがかなり上手い方であるのが分かるお風呂でした。
〇ただ、K様の一番のご要望である『乾太くん』の設置には脱衣場の天井高を最低15cm高くする必要があり、真上の2階にはトイレがあるのが分かっている中で、天井裏に通っているであろう排水管を上方移設出来るかどうかがポイントでした。
〇この課題を明確にするため、K様にはご契約前に天井を開口させていただき、脱衣場の天井裏がどうなっているかを確認させていただくことをご了承いただきました。この開口によって排水管は高く移設出来ることが確認できたため、ご契約させていただく運びとなりました。
〇東灘区のK様はリフォーム後のイメージが明確でスムーズにお話を進めさせていただくことが出来ましたが、より具体的にプランニングを固めたかったので神戸駅前のHDCにあるTOTO神戸ショールームにお連れし、新しいサザナの色やオクターブスリムの仕様を明確にしていただきました。
- 既存タイル風呂・洗面化粧台解体工事
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それでは神戸市東灘区K様邸の「ガス衣類乾燥機『乾太くん』を取付けた最先端のお風呂リフォーム」のスタートです。工程7日間の長丁場ですがどうぞよろしくお願いします。
最初に脱衣場と廊下の床と建具まわりに養生を施します。


さあ、ここから解体スタートです。気合いを入れて行います。

まずは壁面タイルをハツリ機を使って割りながら剥がしていきます。この時大きな騒音が発生するため、ご近所様には工事一ヶ月前にご挨拶をさせていただきました。

天井のバスリブを剥がして下地を開口します。

騒音もそうですが、タイル風呂の解体はとにかく大量の埃が発生します。タイル風呂をお考えの方はこればかりは覚悟いただかねばなりません。


東灘区K様邸のタイル下地は木ずりではなく合板でした。壁で耐震性を高めている2×4ならではの仕様ですが、問題はタイルが剥がしにくいこと。ハツリ機に専用の平ごてを取付て力業で剥がしていきます。

浴槽を引き起こします。当時の人工大理石浴槽のためかなりの荷重。二人掛かりで搬出します。

最後に床のタイルを割ります。漏水していた形跡もなくキレイな状態でした。

以上でK様邸既存のタイル風呂の解体が完了しました。こちらで朝9時から夕方5時までの丸一日工程です。

タイル風呂の解体と並行して脱衣場の天井も解体。太い配管が2階のトイレ、細い配管が2階の手洗いのそれぞれの排水管です。『乾太くん』取付にむけて、明日こちらをカットして出来るだけ高い位置に排水管を移設します。

最後に洗面台も取外しさせていただきました。

解体によって発生する産業廃棄物もいっぱいです。お家の前の敷地が広いK様邸で非常に助かりました。まずは初日ありがとうございます。
- 給排水移設・土間モルタル打ち
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K様邸2日目は新しいお風呂の給水・給湯・追焚と洗面台、洗濯パンのポジションチェンジに伴う給排水工事を行います。


浴室用の給水(ブルー)と給湯(ピンク)を地震がきてもしなって折れにく樹脂管に変換し、排水管も新しいユニットバスにマッチした位置に立ち上げ直します。

最後に追焚(ベージュ)用の樹脂管の仕込みをして浴室の給排水移設工事が完了です。

続いては洗面台と洗濯機のポジションチェンジです。脱衣場の床下点検口から床下にもぐって、これも地震に強い樹脂管を延長して洗濯機側にまわします。

新しい洗面台の所定位置に給水・給湯・排水の移設が完了しました。


また新しい洗濯用排水も移設完了です。大きな問題もなくクリアすることが出来ました。


さてここからが2日目の本番です。2階のトイレの排水管をカットし、排水が流れるための水勾配を確保して上で配管を上方移設します。

余分な高さスペースをなくし、新しい排水管ルートが出来上がりました。ここから逆算すると脱衣場の天井高は最低でも2330mmの高さを確保することが出来、『乾太くん』取付のための前提条件をクリアすることが出来ました。


そして2日目のラストは新しいユニットバスを据えるための土間打ちです。ミキサーで砂とセメント、水を混ぜながらモルタル打ちしていきます。

排水管が埋まらないように立ち上げ、仕込みした給水・給湯・追焚管も埋まらないように壁面に仮固定します。
以上で神戸市東灘区K様邸お風呂リフォーム工事の2日目の工程が完了です。ありがとうございました。
- 脱衣場大工造作工事①
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K様邸3日目の工程は脱衣場の壁面を造作し天井下地造作を行います。天井下地には35角の寸三を使い組み上げていきます。


天井が下がらないように梁と固定。いわゆる『吊木』をしておきます。

また、洗面台横の壁面に埋め込み型の収納を取付けるための開口を開けておきます。

3日目には専門んお産廃処分業者にたまった産廃を引き取りに来てもらいました。
慌ただしい3日の工程が無事に完了しました。
- 電気配線工事(仕込み)
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神戸市東灘区K様邸の4日目は電機配線工事からスタートします。

第一ステップは新しいお風呂に装備する浴室換気乾燥暖房機『三乾王』のための専用電気回路を分電盤から浴室に増設します。


分電盤が浴室から遠く、中継するための開口を天井に開けざるを得ませんでした。こちらは新たに点検口として穴埋めします。

浴室に分電盤からの専用回線が通りました。

第2ステップは浴室の天井裏に『三乾王』の排気を屋外に逃がすための排気ダクト用の穴をファンファンコアを使ってコア抜きします。


コア抜きした開口に換気ダクトを通して壁面にベントキャップを取付。ベントキャップはもちろん防虫仕様です。

以上で新しいお風呂の電気配線と換気ダクトの仕込みが完了しました。

最後に洗濯機用の電気コンセントを所定位置に増設します。もちろんアース付きのコンセントになります。
こちらでK様邸浴室リフォームの電気配線工事の仕込みが全て完了です。
- 脱衣場大工造作工事②
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また、電気配線工事と並行して脱衣場の大工造作工事も進めます。


まずは洗面横の壁面収納用の棚を大工さんが撥水性の高い『メラミン化粧板』を加工して収納棚を造作していきます。

棚の背板にはこちらも防水性の高いサニタリーパネルを貼って、組み上げた収納棚を前日開口した位置に取付します。

以上で新しい洗面台横の壁面収納棚が完成しました。

ここからは浴室換気乾燥暖房機用専用回路を浴室に通すために開口した天井に点検口を取付して穴埋めします。


天井クロスと全く同じ色とはいえませんが、天井点検口として開口塞ぎすることが出来ました。


最後に脱衣場壁面と天井のプラスターボードのスキマをパテ埋めしておきます。これによりクロスがキレイに貼れます。

また、床の凹凸を均すために『アースシール』で整えます。こちらもクッションフロアをキレイに貼るために先に施しておきます。パテよりも乾きにくいため、ドライヤ―を当てながら乾かしておきます。
以上で東灘区K様邸お風呂リフォーム4日目の工程を完遂しました。明日はいよいよTOTO戸建用ユニットバスルーム『サザナ』の組立です。よろしくお願いします。
- ユニットバス組立工事
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神戸市東灘区K様邸のお風呂リフォーム工事もいよいよユニットバスの組立を行う5日目です。どうぞよろしくお願いします。


まずは朝からサザナの搬入から字始めます。キズを付けないように慎重に行います。

まずは赤外線のレベラーを使ってお風呂の水平を確かめながら架台を据えます。

続いて仕込みしておいた排水管とサザナの排水管を繋いで水勾配を確認します。


架台が据えられたら漏水防止の『2重パン』を据え、洗い場の床である『ほっカラリ床』を固定します。


屋内の組立と並行して屋外では浴槽の追焚配管の仕込みや壁面パネルにアクセサリーを取付ます。



2日目に仕込みしておいた給水(ブルー)、給湯(ピンク)の樹脂管を2重パンから通し、『魔法びん浴槽』を据え、洗い場水栓の『裏配管』を仕込みします。

ここからは壁面パネルと天井パネルを固定するための支柱(ジョイナー)を組立ます。


この頃屋外では壁面と天井パネルの仕込みが完了しています。

ジョイナーに壁面パネルをテンポ良く貼っていきます。


浴室ドア枠を固定するアングルピースと浴室窓まわりの壁面パネルも取付完了。

ここで天井パネルを持ち上げながら設置します。TOTOサザナの天井パネルは二分割仕様です。

一方、屋外では新しい窓枠を適正サイズにカットして組立します。


新しい窓枠がキレイに納まりました。この間に網戸もキレイに水洗いさせていただきます。

新しいお風呂に仕込みしておいた給水・給湯・追焚配管をしっかりと繋ぎ込みします。

神戸市東灘区K様邸のお風呂リフォーム組立工程もいよいよ最終段階です。壁パネルと洗い場、窓枠にも防水用のコーキングを施します。

コーキングは乾くまで1日掛かりますので、この夜はまだお風呂には入れません。

最後にタオル棚やランドリーパイプ、水栓を取付てダンボール養生を確認し、以上で神戸市東灘区K様邸浴室リフォームのTOTO戸建用ユニットバスルーム『サザナ』の組立が無事に完了致しました。ありがとうございました。
- 浴室ドア枠まわり大工造作・脱衣場内装工事
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それではK様邸6日目の工程を始めさせていただきます。本日は新しいユニットバスルームの浴室ドアまわりの大工造作と脱衣場の内装工事です。よろしくお願いします。

まずは新しいドア額縁を差し込んで固定するための壁面を大工さんが造っていきます。


新しい浴室ドア額縁を適正サイズにカットして組立します。


ドア額縁を差し込んでアングルピースとしっかりビス留めします。

以上で浴室ドア額縁の大工造作が完了です。

ここからは脱衣場のクロスを貼っていきます。


東灘区のK様邸の脱衣場窓は窓枠がないクロス巻き込み型のため、難易度の高いクロス貼りになりました。

クロスが貼り終わったら次はクッションフロア貼りです。パーキリやカッターを使って適正サイズにカットします。

脱衣場の床点検口にもクッションフロアの目地を合わせて貼付け完了です。


最後に脱衣場の巾木も取付します。K様邸には木巾木のようなデザインでありつつ、実は樹脂製というサンゲツのデコ巾木をご提案させていただきました。小さいお子様がいっしゃるK様ご家族ですので防水性に優れる同商品をおすすめさせていただきました。
以上で神戸市東灘区K様邸の6日目の工事も完遂させていただきました。ありがとうございました。
- 電気配線工事(仕上げ)・洗面化粧台等取付
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いよいよ神戸市東灘区K様邸の『ガス衣類乾燥機『乾太くん』を取付けた最先端のお風呂リフォーム』も最終日の7日目です。
まずは電気配線工事の仕上げから始めます。

浴室天井の点検口を開けて、『三乾王』の電気配線と換気ダクトを繋ぎ込みします。

続いて『三乾王』のリモコンも取付。照明スイッチも新しい物に新調です。

この間、玄関先ではK様邸の新しい洗面化粧台であるTOTOの『オクターブスリム』を組立しておきます。


シンクキャビネットを設置してミラーキャビネットを壁面にビス打ちして完成です。

以上でTOTO『オクターブスリム』が完成です。大工さんが造作した壁面収納とスキマを埋めた腰棚も良い感じで納まりました。タオルリングはK様の奥様より施主支給いただいた物を取付。素敵なアクセントになりました。

また、新しい洗濯水栓も取付。TOTO製のコンパクトな物をご提案しました。


洗濯排水用のトラップも取付が完了し、東灘区K様邸7日目の前半が完了です。
- ガス衣類乾燥機『乾太くん』取付工事
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それではいよいよ神戸市東灘区K様邸のお風呂リフォーム工事の最終工程。リンナイのガス衣類乾燥機『乾太くん』の取付工事です。どうぞよろしくお願いします。


まずは壁面の所定位置を開口して『乾太くん』の動力となるガスを供給するガスコックを仕込みします。


ガスのフレキ管は屋外露出となりますが、バンド留めして給湯器横のガス管と繋いで完了です。

一方で洗濯機の上に乾太くんを乗せる専用の架台も組立しておきます。


ここからは『乾太くん』の排気を屋外に放出する換気ダクト用の配管を通すための開口をファンファンコアでコア抜きです。


外壁面にはベントキャップを取付。もちろん防虫ネット付です。

脱衣場の所定位置に架台を据えたらいよいよ『乾太くん』の搬入です。かなりの重量のため3人掛かりで慎重に持ち上げます。

架台と『乾太くん』をしっかりビス留め固定します。乗せているだけでは危険な重量です。

排気ダクトも繋がせていただきました。なかなか男前な見た目です。

最後に洗濯機を置いてリンナイガス衣類乾燥機『乾太くん』の取付工事が完了しました。

K様は5キロサイズの『乾太くん』をお選びいただきました。

ガス衣類乾燥機は日本ではまだまだですが、海外では省エネなのにパワフル。電気式よりも圧倒的短時間で衣類乾燥できるため主流の家電商品です。K様にも喜んでいただきました。
それでは以上で7日間に及びます神戸市東灘区K様邸のお風呂リフォームと『乾太くん』取付の全工程を完遂させていただきました。K様本当にありがとうございました。
VOICEお客様の声
この度はありがとうございます。家族全員喜んでいます。早速お風呂に入ったのですが何だか少し広くなった気がして子供達もすごく喜んでいました。待望の『乾太くん』も完成し大満足です。またよろしくお願いします。
THANKS担当者より
神戸市東灘区のK様、この度は『KANSAIお風呂リフォーム.com』にK様ご家族のお風呂リフォームと『乾太くん』の取付工事をご依頼いただきまして、誠にありがとうございました。タイル風呂の解体から脱衣場の天井高を上げる大工造作と騒音とホコリが大変なリフォーム工事となりましたが、K様ご家族のご理解のもとスムーズに工程を進めることが出来ました。これからも何かありましたらいつでもご相談くださいね。本当にありがとうございました。

















