戸建て・マンション・団地 参考工事費用解説

戸建お風呂リフォームの
参考工事費用

1日目

1.養生

  • 養生参考費用:1万円

まずはお風呂リフォームの搬入搬出時、大切なお家にキズを付けないように「養生」を行います。玄関から浴室まで浴室リフォームを行う導線上を中心に床養生には水に強く丈夫な「e養生ボードPRO」、建具養生には固定しやすい「養生カバーUFO8」を使います。

2. 浴室解体

  • ユニットバスの解体参考費用:
    4.5万円
  • タイル風呂の解体参考費用:
    6万円

戸建住宅におけるお風呂リフォームの「浴室解体」には2つのパターンがあります。ひとつは現状がすでにユニットバスのお客様のユニットバス解体、2つ目は現状タイルで出来たタイル浴室の解体です。尚、解体中は既存の配管をカットするため止水が出来ないため、お客様のお宅の水道を屋外の止水バブルを止めさせていただく必要があります。
(1) ユニットバスの解体
1980年以降の物件では、関西に限らず国内新築市場においてユニットバスが一般化し、令和迎えた現在ではユニットバスからユニットバスへの浴室リフォームも増えてきました。解体する職人の技術で解体スピードが全く異なるのも特徴です。
(2) タイル風呂の解体
在来木造戸建の中でも特に1980年以前の昭和時代に新築された物件では、ユニットバスがまだ普及しておらず、タイル風呂が一般的でした。このタイル風呂の解体工事は電動ハンマ(通称ハツリ機)を使い、タイルを割り搬出しながら解体していきます。この工程では大きな騒音が避けられず、ご留意をお願いしなければなりません。また、タイルの解体が終わったら土間部分の土や砂をすき取りし、同じように搬出していきます。

3. ユニットバス組立前現場調査

  • 組立前現場調査参考費用:無料

浴室の解体工事が終わったら、ユニットバス4日目に予定しているユニットバス組立の担当者がプランしたユニットバスのサイズの間違えがないか?手摺やタオルバー等オプションの取付位置にご変更はないか?2日目の給排水工事に関する設置場所等々のご確認をさせていただきます。

4. 産業廃棄物処分

  • 産業廃棄物処分参考費用:
    6.5万円

解体後発生した産業廃棄物は専門の処分業者が引き取りします。処分業者は法律に則った処分場で適正に廃棄します。キッチンや洗面化粧台、トイレ等、お風呂リフォーム以外のリフォームもご依頼のお客様は、2日目以降にまとめて「産業廃棄物処分」をお願いする場合もございますので予めご了承くださいませ。

2日目

1. 給水・給湯・追焚・排水配管移設

  • 給水・給湯・追焚・排水管移設参考費用:
    4万円

※屋外配管新設の場合は別途お見積させていただきます

2日目は「給水・給湯・追焚・排水管移設」からスタートします。初日のユニットバス組立前現調」で確認された適正位置に、保護材付きのポリエチレン管製の給水・給湯・追焚管と塩ビ管製の排水管を延長、移設等を行います。解体中と同様に配管をカットするため止水が出来ないため、90分程屋外の止水バブルを閉めさせていただきます。

2. 電気配線工事(仕込み)

  • 電気工事参考費用:3.5万円

お風呂リフォームにおける「電気配線工事」は、浴室照明配線や給湯器リモコンの新調・延長工事等が挙げられます。これらの仕込み工事はユニットバス組立前に行わなければなりません。また、新たに浴室換気暖房乾燥機等を新設する場合、排気ダクト用のコア抜き工事が必要となり、こちらも電気工事の範疇に該当します。
尚、浴室換気暖房機は電圧(ボルト)を多く要するため、浴室照明や脱衣場の電気配線を分岐すると、同時使用した場合ブレーカーが上がってしまう危険があります。この問題を防止するため、浴室換気暖房乾燥機を新設する場合は分電盤から新しい専用回路の増設が必要となります。

3. コンクリート土間打ち

  • コンクリート土間打ち参考費用:
    3万円

解体工事によって鋤取りした土間に荷重のかかる新しいユニットバスを据える強固な下地として「コンクリート土間打ち」を行います。既存浴室がユニットバスのお客様で、すでにコンクリート打ちがなされている場合は当該工事の必要はありません

3日目

1. 浴室主要構造部補強

  • 浴室主要構造部補参考費用:
    5~10万円

※関西地方における戸建浴室は腰高までコンクリートづくりである「高基礎」づくりの物件が多いため腐食していないケースも多く、実際の「浴室主要構造部補強」を必要とするお客様は7件に1件程度です。

まず第一に「浴室主要構造部補強」は全てのお客様に該当する工程ではありません。
浴室主要構造部補強は浴室解体後、浴室空間を支える柱や梁、基礎上部の土台・窓まわりといった木部が白蟻被害や経年劣化を起こしていた場合、柱や土台の差し替えあるいは補強工事を行わなければ耐震性が維持出来ません。しかしながら、これは浴室を解体してからでなければ判断が出来ず、解体後お客様とご一緒に現場確認した上で必要な場合のみ施工させていただく工程となります。

4日目

1. ユニットバス組立

  • ユニットバス組立参考費用:
    1216から1616サイズ10万円
  • ユニットバス組立参考費用:
    1717から1220サイズ15万円

いよいよ「ユニットバス組立」工事(画像はTOTO戸建ユニットバスルーム「サザナ」)となります。組立施工は原則1日で完了しますが、TOTO「シンラ」やLIXIL「スパージュ」といったハイグレードクラスのユニットバスは2日間の施工日数をいただく場合がございますので予めご了承くださいませ。また、タカラスタンダードのオーダーサイズバスルームも2日間の施工日数をいただく場合がございます。組立は国内メーカーの研修所で技術指導を受け、施工ライセンスを取得した専門の技術者が行い、安心安全に組立工事を進めさせていただきます。
※ユニットバスの組立はメーカーごと商品ごとに専門的な知識が必要です。施工ライセンスを持たない職人のユニットバス施工はご選択されたメーカーの保証を使うことが出来ません。

5日目

1. 給水・給湯・追焚配管繋ぎ込み

  • 給水・給湯・追焚配管繋ぎ込み参考費用:
    1.5万円

ユニットバス組立が完了したら、2日目の給水・給湯・追焚・排水配管移設で仕込みしておいた配管に新しいユニットバスの「給水・給湯・追焚配管繋ぎ込み」を行います。この時も止水が必要となりますのでご了承くださいませ。この工程を経てお水、お湯、追い焚きが可能となり、全ての機能を試運転し、漏水等トラブルが出ていないかを確認します。

2. 電気配線工事(仕上げ)

  • 電気配線工事(仕上げ)参考費用:
    1.5万円

※ベントキャップ取付参考費用:1万円

給水・給湯の配管工事と同様に、2日目に仕込みしておいた浴室照明や給湯器リモコン配線を繋ぎ込み「電気配線工事」の仕上げを行います。また、浴室換気乾燥暖房機の排気ダクトを新調した場合のベントキャップの取付もこの工程で行います。

3. 浴室ドア枠まわり造作

  • 給浴室ドア枠まわり造作参考費用:
    3.5万円

給水・給湯・追焚配管繋ぎ込みと電気配線工事の仕上げと並行して、大工による「浴室ドア枠まわり造作」を進めます。既存浴室ドアまわりは、多くの場合新しいユニットバスの規格ドアサイズよりも小さいため、大工さんに入口部分の間口を大きくカットしてもらう必要があります。結果としてドア枠まわりのクロスはボロボロになってしまします。新しいドア枠を造作すると共に、ボロボロになったドア枠まわりをサニタリーパネル等防水性の高い素材を貼付け、枠まわりを見切り材で造作することで美麗におさめる必要があります。但し、脱衣場のクロスもご希望のお客様はボロボロのクロス部分も貼替えすることできれいに仕上げることができます。

マンションお風呂リフォームの
参考工事費用

1日目

1.養生

  • 養生参考費用:2万円

マンションのお風呂リフォーム「養生」は戸建のお風呂リフォームとは異なり、お客様のマンションのマンション規約や管理人さんの指示する養生範囲に従います。多くの場合、居宅部分だけではなくマンションのエントランス部分からエレベーター内、エレベーターから居宅までの通路部分の養生が必要になります。
戸建と同じように居室内の建具養生にはしっかり固定出来る「養生カバーUFO8」を使用します。床養生には水にも強くとても頑丈な「e養生ボードPRO」を貼ります。エレベーター部分は階数スイッチまわりを加工しやすい「プラベニヤ」を活用します。そして、マンション通路部分の養生は「すべらーずエコグリーンシート」等を使います。解体搬出時に通路部分にゴミが残らないように清掃を徹底し、同じマンションに住むご近所様にご迷惑をお掛けしないように十分に気を付けて進めます。

2. 浴室解体

  • ユニットバスの解体参考費用:
    4.5万円
  • タイル風呂の解体参考費用:
    6万円
  • コンクリート土間打ち参考費用:
    1.5万円

マンションにおけるお風呂リフォームの「浴室解体」は、既存浴室の大半がユニットバスとなります。浴室の解体は騒音を伴うためにご近所様へのご挨拶を徹底します。また、戸建のお風呂リフォームと同様に、解体中は既存の給水・給湯管等をカットするため、止水栓を閉めさせていただきます。但し、1970年代以前に建設されたマンションあるいは団地物件では、ユニットバスではなくタイル風呂物件もあります。この場合は電動ハンマ(通称ハツリ機)を使わなければならず、騒音以外の振動(特に階下)もご近所にお知らせし、ご挨拶させていただきます。また、このタイル風呂の場合はハツリ機で割りながら解体するため、解体面に凹凸ができます。この状態のまま施工すると新しいユニットバスの水平がとれないため、凹凸面にコンクリート打ちを施します。この場合は工期が1日延びることになります。戸建の浴室リフォームにおけるコンクリート打ちは水平だけでなく土台としての耐久性を高める目的で行いますが、躯体そのもの頑強なコンクリートづくりであるマンションや団地の浴室リフォームでは、水平だけが目的であるため、少量のコンクリート打ちになります。

3. ユニットバス組立前現場調査

  • 組立前現場調査参考費用:無料

浴室解体が終了したら2日目に予定しているユニットバスの組立を行う現場調査の担当者が、ご契約時にプランニングした浴室のサイズ、タオルフックや浴室窓の配置等のご確認をさせていただきます。新しいユニットバスの給水・給湯・追焚・排水管の位置を確定させるのもこの工程となります。また、新しいドアの幅や高さも担当者がチェックし必要な開口サイズを確認します。

4. 給水・給湯・追焚・排水配管移設

  • 給水・給湯・追焚・排水管移設参考費用:
    4万円

マンションにおけるお風呂リフォームの「給水・給湯・追焚・排水管移設」工事は、前工程のユニットバス組立前現調」で確認された適正位置に、専用の樹脂管で給水(ブルー)・給湯(ピンク)・追焚管(ベージュ)を延長、移設等を行います。尚、現状追焚機能が付いていないお客様の物件で新たに追焚機能を付け加えたい場合は、給湯器を追焚機能付のものへ取替する必要があること。そして、新たな追焚配管を浴室に通すために、マンションの躯体に穴を空けることになります。この場合はマンションの管理会社から許可をとっていただく必要があります。但し、マンションの躯体にキズを付ける行為に対して管理会社は許可を出さないケースが大半ですので事前の確認をおすすめします。

5. 電気配線工事(仕込み)

  • 電気工事参考費用:3.5万円

戸建の浴室リフォームと同じように、マンションや団地の浴室リフォームの「電気配線工事」も、給湯器リモコンの新調・延長工事あるいは浴室照明配線等を行います。また、換気扇から浴室換気暖房機に取替する場合も戸建浴室リフォームと同様に、分電盤から新しい専用回路の増設が必要です。但し、マンションの分電盤は玄関まわりに設置されていることが多く、天井もコンクリートづくりのため天井裏に配線を隠蔽出来ないため、分電盤から浴室まで新しい電気配線がモール仕上げ等で露出する可能性が高いといえます。
また、団地物件で多くみられるケースですが、現状換気機能が窓しかないお客様でコア抜き工事をして排気ダクトを新設して浴室換気乾燥暖房機の取付したいとのご要望をいただきますが、こちらも追焚配管の新設と同様に管理会社からの許可を得なければなりません。そしてやはり躯体をキズ付けることから許可が降りる可能性は低いと考えられます。また、外壁面に排気ダクト用のベントキャップを取付けなければならず、高層階での施工も難しいと言わざるを得ません。

6. 産業廃棄物処分

  • 産業廃棄物処分参考費用:6.5万円

※但し、エレベーターのないマンション・団地物件の高層階、且つタイル風呂場合、搬出しなければならない廃棄物は一袋約20キロの土嚢袋が50袋にのぼるため、専任の搬出担当者の確保に別途費用をいただいております。

マンション・団地のお風呂リフォームでの産業廃棄物処分は、戸建浴室リフォームと異なり解体した廃棄物を仮置きするスペースがないため、解体しながら廃棄物を搬出し、専門の処分業者が引き取りします。

2日目

1. ユニットバス組立

  • ユニットバス組立参考費用:
    1216から1616サイズ10万円
  • ユニットバス組立参考費用:
    1717から1220サイズ15万円

マンションのお風呂リフォームは2日目で「ユニットバス組立」工事に進みます(画像はリクシルマンション用ユニットバスルーム「リノビオV」)。メーカーの施工ライセンスを取得した職人が組立することも含め、施工方法は戸建のお風呂リフォームとほぼ同じですが、浴室パネルへの加工作業がお客様の室内で出来ない場合は、玄関ポーチスペースやマンション通路・階段スペースを使わせていただく場合もあります。

3日目

1. 給水・給湯・追焚配管繋ぎ込み

  • 給水・給湯・追焚配管繋ぎ込み参考費用:
    1.5万円

ユニットバス組立完が了したら、初日に仕込みしておいた給水・給湯・追焚・排水配管に新しいユニットバスとの「給水・給湯・追焚配管繋ぎ込み」を行います。マンションリフォームではお風呂リフォームに限らず階下にご迷惑をおかけする漏水は最も気を付けなければならないトラブルです。お水、お湯、追い焚き全ての機能を試運転し、問題が出ていないかをしっかり確認します。

2. 電気配線工事(仕上げ)

  • 電気配線工事(仕上げ)参考費用:
    1.5万円

給水・給湯の配管工事と同様に初日に仕込みしておいた給湯器リモコン配線や浴室照明等を繋ぎ込み「電気配線工事」の仕上げを行い工事完了です。

3. 浴室ドア枠まわり造作

  • 浴室ドア枠まわり造作参考費用:
    3.5万円

最終工程は大工による「浴室ドア枠まわり造作」になります。新たに組立したユニットバスのアングルピースに新しいドア枠を造作し取付けします。ドア枠には三方枠と四方枠があり、バリアフリー仕様となる三方枠をご希望の場合は脱衣場のクッションフロアをユニットバスの敷居部分にまで貼り伸ばす必要があります。脱衣場のクッションフロアを貼替ない場合は新しいユニットバスとクッションフロアの間に生じる隙間に四方枠を取付け、上から隙間を隠してしまうのが前提になります。

  • TOTO「サザナ」
  • LIXIL「リノビオ」

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