大阪府大東市U様邸は築40年の在来工法。タイルの風呂でした。
大阪府大東市M様邸 浴室リフォームの施工事例《戸建て》
TOTO『サザナ』床ワイパー洗浄とおそうじ浴槽を完備する浴室リフォーム工事
After
設備
- TOTO 戸建用ユニットバスルーム サザナ
価格
110万円(税込)
サイズ
1216サイズ
工期
4日間
築年数
築30年
REQUESTお客様のご要望
〇中古の一戸建ての購入を機に、お風呂もリフォームしたいと思いました。
〇実家でTOTOの『サザナ』を使っており、新居でも『サザナ』を希望していました。
〇夫婦共に仕事が忙しいため、家事の時短目的で『床ワイパー洗浄』と『おそうじ浴槽』をプランに入れていました。
〇予算もありたくさんのリフォーム会社さんに相見積をお願いしましたが、『KANSAIお風呂リフォーム.com』さんが一番安かったです。対応もしっかりしてましたので契約させてもらいました。
Before
壁面上部に後付けと思われる電気式暖房ヒーターが取付られてました。
既存の浴室ドアは開き戸でした。
大阪府大東市のU様は横型の『ワイドミラー』をご希望のため、既存の浴室窓は位置的に干渉するため移設が望ましいという結論です。
POINTご提案のポイント
〇大阪府大東市のM様は最初からご希望のTOTO『サザナ』のプランをメーカーショールームで作っておられましたので、お見積もスムーズでした。
〇『サザナ』の『床ワイパー洗浄』と『おそうじ浴槽』はこの一年でご相談がどんどん増えています。全くお風呂を掃除しなくて良い、とまでは言いませんが、入浴後にボタンひとつで浴槽も洗い場の床も洗ってくれるため大変便利な機能です。この機能はTOTOならではのものですので、お仕事がお忙しいご家庭では特におすすめです。
〇ユニットバス内のカラーもブラックとメタルで統一され、ラグジュアリーな大人の浴室が完成しました。ただ、こちらもよくいただくご相談なのですが、TOTO『サザナ』の『フロフタ』には現状ではブラック色はありません。この点は大東市のM様もこちらは残念がっておられましたが、今後のTOTOさんのラインナップ強化に期待したいと思います。
- タイル風呂解体・給排水工事(仕込み)・土間打ち
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大阪府大東市U様邸の浴室リフォーム解体の様子です。天井は全て取り払いました。新しいユニットバス(TOTOサザナ)は既存のタイル風呂よりも天井が高く、必要な解体でした。
壁面もこの通り。下部のタイル部分を解体しなくても新しいユニットバスが入るため、そのまま残すことになりました。
解体した浴槽や残材は玄関前に仮置きさせていただきました。
既存タイル風呂の解体が一通り終わったら、新しく組立するTOTO戸建用ユニットバスルーム『サザナ』のための給排水と電気工事の現場調査を行います。
土間の高さやユニットバスの脚の位置なども赤字で明確にしてもらいます。
新しいユニットバスを安定させるための土間打ちが完了しました。
ピンクの樹脂管は追焚用の配管です。浴槽のお湯を給湯器に戻す配管と給湯器で温めたお湯を浴槽に送る2本の配管があります。
浴室の水栓用の給水管(ブルー)と給湯管(ピンク)に加え、床ワイパー洗浄用の給水管(ブルー)の3本の仕込みが必要です。CはCOOL、HはHOTの略です。
給水・給湯・追焚の配管仕込みの全景がこちらです。
新しい浴室窓の取付も完了しました。断熱性に優れたYKK.ap製の面格子(ラティスタイプ)付の樹脂窓を選んでいただきました。
TOTOの浴室暖房換気乾燥機『三乾王』の排気を屋外に出す排気ダクトと照明配線、床ワイパー洗浄機とおそうじ浴槽用の電気配線も仕込みが完了です。
- ユニットバス組立
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いよいよ大阪府大東市U様邸の浴室リフォームの組立工事が始まりました。まずはTOTOサザナの搬入がスタートです。
大東市のU様邸は軒先が広く仮置きさせていただきました。組立当日は生憎の雨でしたが軒先のおかげで部材を濡らさずに済みました。
まずは『おそうじ浴槽』取付に伴う2重パンの組立を行います。通常戸建用ユニットバスルームは単独パンが一般的ですが、『おそうじ浴槽』取付の場合は万一の漏水を考え、浴槽を浴槽パンで2重に包み込む2重パン構造が自動的に採用されます。
浴室水栓用の給水と給湯、床ワイパー用の給水と繋げる裏配管を2重パンの所定位置に取付けします。
『おそうじ浴槽』の制御装置に繋げる電気配線も通しておきます。制御装置はL型の固定金具部分に後工程で取付します。
2重パンの仕込みと並行して浴室内では架台づくりが進んでいます。『床ワイパー』と『おそうじ浴槽』付のTOTO『サザナ』は組立工程が膨大なため、二人一組の同時進行で行います。
『サザナ』の架台に排水管を取付。
組み上がった架台に仕込みした2重パンを据え付けします。
2重パンに仕込みしておいた水栓用給水・給湯と『床ワイパー洗浄』用の給水管を通し、漏水防止のコーキングを施します。
仕込みしておいた追焚管も2重パンから通して内部に引き込みします。
『ほっカラリ床』も洗い場の架台に据え付け、傷が付かないようにすぐに段ボール養生で保護します。
浴室内の『サザナ』組立の第一工程が完了しました。
屋外では浴室パネルに浴室カウンターや水栓、フロフタフック等を固定するための開口を空けていきます。
浴室パネルの裏側にはスライドバーや収納棚を固定するための補強材を貼付けします。
浴槽の追焚きアダプターの取付も行い、浴室内に搬入します。
2重パンの上に人工大理石仕様の浴槽を据え付けしました。浴室らしくなってきました。
浴槽が据えられたら、フレキ管で給水と給湯を接続します。
追焚配管もフレキ管で結んでしまいます。
『おそうじ浴槽』の制御装置も固定金具に設置完了しました。
浴室パネルを固定するための支柱(ジョイナー)を建てていきます。
浴室ドアまわりのアングルピースも取付、壁と天井のフレーミングを進めていきます。
TOTO『サザナ』の壁面パネルをどんどん仕上げていきます。大東市のU様はマルキーナグレー(鏡面)色のパネルをお選びいただきました。ラグジュアリーな黒のイメージです。
コーナー部分には防水用のパッキンを入れて、打ち木を使って打ち込んでいきます。
天井には浴室換気暖房乾燥機『三乾王』を取付けします。
壁面パネルが出来上がったら、天井パネルを載せて固定します。
ここからはユニットバス内のパーツを取付けします。まずはワイドミラーを支えるブックを取付。
ワイドミラーのフックにミラーを固定するラインフレームも取付します。
『ワイドミラー』をフレームに固定します。落とさないように丁寧に取付けさせていただきます。
『コンフォートシャワーバー』と『水栓』も取付。
『ランドリーパイプ』の固定フック。メタル調のフックで高級感もアップです。
フロフタの3点フックも大東市U様のご希望でブラックにオーダーチェンジ。
タオル掛けもメタル調でイメージを統一させています。
さて、ここからいよいよ『床ワイパー洗浄』の取付に入ります。床ワイパーは浴室カウンターの下に取付けします。
こちらが『床ワイパー洗浄』の本体機器です。当初仕込みしておいた給水を機器に取り込み、除菌水にして放出します。
白の突起が回転し続けることで、洗い場をまんべんなく除菌することができます。
この間屋外では浴室窓の『フリーサーズ窓枠』を適切な大きさにカットして組立しておきます。
窓枠の化粧カバーも必要な長さにカットしておきます。
組立した『フリーサイズ窓枠をしっかりはめ込みし、ビスで固定します。
さて、ここからは大阪府大東市U様邸浴室リフォーム工事のもうひとつの目玉である『おそうじ浴槽』を仕上げていきます。
この小タンクに所定の洗剤を入れ、分岐した給湯と一緒に『おそうじ浴槽』の制御装置で混ざることで、浴槽内を自動で洗う『おそうじ浴槽』が完成します。
浴槽に付いている『おそうじ浴槽』専用の洗剤投入口がこちら。
大東市U様邸のバス組立工事もいよいよ最終段階です。窓枠の隙間に防水用のコーキングを施しいきます。
浴槽まわりにもコーキングを入れます。今回はコーキングももちろんブラックです。
浴室ドア入口部分にもコーキングを入れます。ヘラを使ってキレイに成形して仕上げます。
浴槽側面のエプロンをはめ込んだら浴室内は完了です。
浴室ドアは既存浴室と同じ開き戸を選定しました。カラーはもちろんブラックです。
以上で大阪府大東市U様邸のTOTO『サザナ』、『床ワイパー洗浄』+『おそうじ浴槽』仕様の浴室リフォーム組立工事が無事に完了しました。
VOICEお客様の声
希望の仕様で予算を合わせてもらいありがとうございました。おかげさまで実家の『サザナ』をこえるお風呂が出来上がりました。
THANKS担当者より
この度はKANSAIお風呂リフォーム.comに浴室リフォームをご依頼いただきまして誠にありがとうございました。
『床ワイパー洗浄』+『おそうじ浴槽』の『浴槽・床きれい快適セット』は、今の日本のユニットバスの最先端だと思います。どうぞ末永く快適なバスライフをお楽しみくださいね。