戸建て

大阪府豊中市K様邸 浴室リフォームの施工事例《戸建て》

中古戸建購入に伴うユニットバスからユニットバスへの浴室リフォーム工事【TOTO サザナ】

After

  • 大阪府豊中市K様邸 戸建用ユニットバスルーム TOTO『サザナ』

    大阪府豊中市K様邸 戸建用ユニットバスルーム TOTO『サザナ』

  • TOTOサザナ 『人工大理石浴槽』(ジュエリーブラック)

    TOTOサザナ 『人工大理石浴槽』(ジュエリーブラック)

  • TOTOサザナ フロフタ

    TOTOサザナ フロフタ

  • TOTOサザナ 『コンフォートウェーブシャワー』

    TOTOサザナ 『コンフォートウェーブシャワー』

  • 京都市山科区K様邸 システム洗面化粧台 LIXIL『ピアラ』

    京都市山科区K様邸 システム洗面化粧台 LIXIL『ピアラ』

  • 京都市山科区K様邸 システムキッチン LIXIL『シエラ』

    京都市山科区K様邸 システムキッチン LIXIL『シエラ』

設備

  • TOTO 戸建用ユニットバスルーム サザナ
  • リクシル システム洗面化粧台 ピアラ

価格

98万円(税込) ※キッチン価格除く

サイズ

1616サイズ

工期

4日間

築年数

築18年

REQUESTお客様のご要望

〇大阪府豊中市に中古戸建住宅を購入するにあたり、引っ越し前に浴室と洗面化粧台、キッチンのリフォームを検討しました。
〇いくつかのリフォーム会社に見積を出してもらいましたが、なかなか予算と合わずインターネットで見つけた『KANSAIお風呂リフォーム.com』さんにも相談しました。正直、キッチンは他社さんと同じような金額でしたが、ユニットバスのTOTO『サザナ』が随分と安く驚きました。洗面化粧台(リクシル『ピアラ』)も納得出来る価格でしたのでお願いさせてもらいました。
〇最初はカタログでのオプション選定で良いと思っていたのですが、ご担当の野村さんがわざわざ引っ越し前の住まい近くのTOTO京都ショールームを予約して下さり、実物を見に行きました。パネルの色やFRP浴槽と人工大理石浴槽の質感の違いもよく分かりました。行って良かったです。

Before

大阪府豊中市で築18年の3階建木造戸建をご購入されたK様からの浴室リフォームのご相談でした。

ハウスクリーニングをすれば十分に使える状態のお風呂でしたが水栓部分の劣化が激しく、どうせならと浴室リフォームを検討されました。

脱衣場の洗面化粧台は物件の売主様より近年キャビネット内で漏水が起こっているというご指摘があり、お風呂と一緒に取替することになりました。

洗面化粧台の漏水は本来修理から検討するのが順序なのですが、K様邸の洗面台は現在存在しないメーカーの製品であり、代替部材の調達出来ないことから取替を選択されました。

POINTご提案のポイント

〇京都から大阪府豊中市の中古戸建の購入に伴うリフォーム工事をご依頼いただきましたK様邸はお引越し前の空き家状態のリフォーム工事でしたので、作業効率が大幅UP!短期間での突貫工事が可能でした。
〇ユニットバスはメーカーにも特にこだわりがないということでしたので、当社の戸建用ユニットバスのおすすめ!TOTO『サザナ』でお見積させていただきました。
〇K様を現在のお住まい近くのTOTO京都ショールームにお連れしたのですが、当初のプランより壁パネルも浴槽もどんどんブラックに偏っていきました(笑)当社でもあまり例のないラグジュアリーなデザインのお風呂リフォームが完成しました。

解体

 

いよいよ解体スタートです。まずはお家の止水栓を閉じて、浴室や洗面台を解体しても水が流れて来ないようにします。

まずは既存のユニットバスの入口部分を固定しているアングルピースから取外していきます。

続いて既存ユニットバスの天井と壁面の繋ぎ目を目隠ししている廻し縁カバーを取り外します。

ドーム型の天井にある点検口を空けて既存ユニットバスの換気扇と接続されている換気ダクトも取外します。

取外した天井部分は解体の邪魔にならないようにどんどん外に出していきます。今回はK様邸の駐車場を仮置き場にさせていただきました。

次に壁面パネルを取外すために、ユニットバスの支柱(ジョイナー)と壁を固定しているパッキンをカットしていきます。

天井が外れたら既存浴室の照明を取外し、漏電しないように処理します。この配線は新しいユニットバスの照明にも使用するため、配線が痛んでいないかどうかもしっかりとチェックします。

壁面パネルを解体する時に引っ掛かってしまう浴室の窓枠もキレイに取外します。

浴室洗い場正面にあるミラーを撤去。割れると危険ですので、すぐに仮置き場に運び出します。

浴室洗い場のカウンター部分も取外します。長年の使用でやはりカビが発生していました。

いよいよ壁面パネルの取外しです。固定がしっかりしていたユニットバスだったため2人掛かりで力加減しながら解体を進めていきます。

既存ユニットバス壁パネル解体

壁面パネルが解体されることでユニットバスの支柱(ジョイナー)部分が見えてきました。

撤去した部材はどんどん仮置き場にさせていただいている駐車場に出していきます。解体しながら処分トラックまで運び込まなければならないマンションや団地のお風呂リフォームに比べると解体の動線が短くスピーディなのが戸建のユニットバスからユニットバスへのリフォームの特徴です。

壁面パネルを全て撤去したら支柱(ジョイナー)も解体していきます。ビス固定を外していくだけなのでここは簡単です。今回はここで一旦休憩を入れました。

休憩後は排水管とジョイントしている排水口を外し、浴槽と洗い場を解体する下準備を整えます。

既存の浴室は平成初期に流行した浴槽と洗い場が一体化したタイプだったため、裁断機を使って浴槽と洗い場を分断していきます。この時大きめの騒音が発生します。

休憩終了後は浴室のドア枠の取外しをします。新築時の大工さんが丁寧に取付けてくれていたのでキレイに取外しで出来ました。

既存ユニットの浴槽と洗い場を起こして運び出し、大阪府豊中市区K様邸解体工事が完了です。既存の給水管・給湯管・追焚管・排水管が見えてきました。午前中は以上で終了です。

ユニットバス組立現場調査

午後からは新しいシステムバスの組立を担当する業者の下見で始めます。豊中市のK様はTOTOの大人気戸建用システムバスルーム「サザナ」をお選びいただいたため、今回もTOTOの正式な組立ライセンスを持ち、万一の保証もしっかりしている業者に依頼しています。

まずはユニットバスのドア部分のドア枠のサイズに合わせて、必要な開口サイズを明確にします。

×印が付いているのは新しいユニットバスを組立てる上で邪魔になる部分で、組立までに解体して欲しいという印になります。

漏れがあってはいけないので、簡単に出来るものはその場で処理していきます。×印部分はすぐに取外しました。

今回の組立下見で明らかになった最大の課題は、画像の×印でも分かるように給水管(黒)と給湯管(白)の配管をもう少し外壁側に引っ込めなければ新しいTOTO「サザナ」が入らない、という問題です。これは次工程の「給水・給湯・追焚・排水管移設工事」で解決していきます。

画像の束石は既存のユニットバスの脚を支えていた土台です。新しい「サザナ」にもこの束石を使うことは出来、構造上何の問題もありません。ただ、大阪府豊中市のK様は物件の購入に伴い、入居前にリフォームを済ませてお引越しされたいお客様で工程に余裕があったため、TOTO「サザナ」本体を脚の長い物に仕様変更させていただき、束石は撤去させていただくことにしました。

給排水・電気工事(仕込み)

30分程の組立下見が済んだら給水・給湯・追焚・排水の移設です。まずは懸案の給水管と給湯管を引っ込めるために、既存の配管をカットします。

続いて新しい給湯管の長さを調整しながら差し替えていきます。

給水管(黒)は斜めに配管できる継手を使い加工。給湯管(ピンク)しならせることが出来る樹脂管を使うことで問題を解決することが出来ました。

中央灰色の排水管は脱衣場にのばして洗面化粧台の排水と洗濯排水と合流させます。ピンクの給湯管も同様に洗面化粧台に分岐、黒の給水管は洗面台と洗濯水栓に分岐させています。

全ての配管工事が終わったら、給水・給湯・追焚・排水と全ての適正位置と配管の長さを確認しながら浴室スペースをキレイに清掃します。

浴室リフォーム給排水工事

給排水工事の全景です。黒とブルーが給水管、ピンクが給湯管、グリーンからイエローに変換したのが追焚配管です。以上でTOTO戸建用「サザナ」組立て前の給排水管工事が完了です。

以上の工程を経て水道管を開栓します。開栓後新しい配管から漏水が出ないかのチェックとなります。問題無しを確認して初日の工事が終了となります。

大阪府豊中市のK様邸お風呂リフォーム工事の2日目は新しい浴室の電気工事からスタートします。まずは新しくなるTOTO戸建用ユニットバスルーム「サザナ」の入口ドアサイズに合わせて照明スイッチと浴室換気扇スイッチの開口を空けていきます。

新しいTOTO「サザナ」の浴室換気扇とジョイントする換気ダクトの仕込みをします。もう一本のダクトは脱衣場の換気扇用のダクトとなります。ユニットバスの組立がしやすいように天井に吊るしておきます。

既存ユニットバスの電気配線も再利用出来そうでしたが、若干摩耗していた浴室照明用の配線も新調しておきます。

電機工事を進めている最中に仮置き場に集めていた廃材は処分する運搬車が到着。全てをまとめて走り去っていきました。以上で豊中市K様邸のお風呂リフォーム2日目の工程が完了しました。

ユニットバス組立

さて本日いよいよユニットバスの組立です。まずはTOTO物流センター直送の「サザナ」が無事到着しました。ご近所の交通事情にも気を配りながら配送トラックを横付け。ユニットバスの材料を下ろしていきます。梅雨時でしたが晴天で助かりました。

大阪府豊中市区のK様は一戸建てにお住まいのお客様でしたので、ガレージスペースをお借りして材料加工をさせていただくことができました。

K様はTOTO戸建用ユニットバスルーム「サザナ」の中でもFRPの浴槽ではなく、よりお掃除しやすく高級感も抜群の人工大理石浴槽をお選びいただきました。人工大理石浴槽は近年軽量化が進んでいますが、FRP浴槽よりも重量が大きいため、搬入の際脱衣場まで運び込みました。ブラックは存在感があります。

それではTOTO戸建用ユニットバスルーム「サザナ」の組立がスタートです。まずはユニットバスの架台に脚のパーツを取付けていきます。

今回ロングサイズの脚にプラン変更が間に合ったため、束石等の嵩上材は必要ありません。スムーズに工事が進みます。

ユニットバスの架台に脚を取付けたら、洗い場スペースの架台を据えます。

続いて浴槽スペースの架台も据えて洗い場スペースの架台としっかり連結させます。 

赤外線式の水平器で架台の水平を確認しながら調整していきます。この工程が甘いと組立工程後半が全て進まなくなるため、慎重な作業が求められます。

架台の水平を調整し確認出来たら脚パーツと土間を専用の接着剤でしっかりと固定します。

続いて洗い場と浴槽の排水が合流する排水桝を取付けします。TOTOオリジナル技術の「お掃除ラクラク排水口」のベースになる部分となります。

排水桝と排水口を連結させるための配管を適正な長さにのこぎりで加工します。配管は耐久性抜群の塩ビ管がTOTOユニットバスルームの推奨部材です。

排水桝には漏水防止のためフチまわりにコーキングを施して隙間を埋めておきます。

K様邸の浴室排水は脱衣場の洗面化粧台と洗濯排水と合流しているため、繋いだ排水管は画像のような状態となります。

塩ビ管の接着には定番接着剤の「エスロン」を使用。積水化学工業製の優れ物です。

架台と排水管の設置が完了したら、洗い場スペースの床となる「ほっカラリ床」を据えます。冬でも温かかい質感はもとより、柔らかい床材で膝をついてのお掃除もラクラクです。

排水口を専用のジグを使い、漏水しないようにしっかりと固定します。

続いて浴槽に追焚配管の仕込みを行います。追焚アダプターを「ゆるリラ浴槽」のベンチ部分に取付ます。

追焚アダプターまわりに漏水防止のためのコーキングを施すのが大事な標準工程となります。

下準備が終わったら浴槽を搬入します。K様は人工大理石の浴槽をお選びいただいたため、FRP浴槽よりも重量があります。この後2人掛かりで搬入しました。

水平のとれた架台の正しい位置にTOTO「サザナ」の人工大理石浴槽を据え付けます。

ユニットバス組立裏配管

浴槽が座ったら給排水工事で仕込みしておいた給水管・給湯管と繋ぐ裏配管を取付けします。

裏配管の取付が完了です。この配管が完成後、洗い場の給水と給湯、シャワーに繋がることになります。

TOTO「サザナ」の人工大理石浴槽は、アクリルウレタン系系素材で出来ており、なめらかなな素材感と光沢を実現。とても高級感があります。施工中は養生テープを二重に施ししっかりと保護します。

次に浴室の壁面パネルを固定する支柱(一次ジョイナー)をビス留めして立てていきます。

壁面パネルを固定し、天井パネルを乗せる支柱も順を追って組み立てていきます。

支柱(一次ジョイナー)が組立られたら、壁面パネルをグリップする二次ジョイナーを一次ジョイナーにはめ込みします。

ここからは駐車場スペースで壁面パネルの加工に入っていきます。給水・給湯をはじめ、必要な箇所に開口を空けていきます。

スライドバーをはじめ、タオルバー等の荷重がかかるパーツの取付位置裏側にはビス留め用の補強材を貼り付けておきます。

壁面パネルを一枚一枚搬入し、ジョイナーに固定していきます。

ハンマーと打木を使って壁面パネルのつなぎ目にズレがでないように丁寧に整えていきます。

既存の浴室窓まわりも予め壁面パネルをカットしておいたものを取付けします。

ユニットバスの四隅には防水と固定のためのパッキンをハンマーと打木を使って打ち込んでおきます。

壁面パネルが組み上がったら天井を据え付けします。TOTO戸建用ユニットバスルール「サザナ」の天井は搬入のしやすさを追求して洗い場側と浴室側の2枚仕様になっています。まずは洗い場側の天井から設置。

続いて洗い場側の天井も設置。天井を2枚仕様にすることで搬入だけでなく施工性も高まります。

天井と壁面パネルを固定する溝部分をサクションリフターを使ってきっちりとはめ込んでいきます。

サクションリフター

サンクションリフターは真空の力を利用して凹凸のない部材を固定しながら押したり引っ張たり出来る工具です。重量のある板ガラス等の運搬にも使用するアイテムです。

天井が据えられたら、天井と壁パネルを固定する天井廻し縁をビス留めします。

天井廻し縁を四方にビス留めしたら、化粧カバーをはめ込んで仕上げていきます。

浴室フリーサイズ窓枠

さてここからは浴室窓まわりに取り付けるフリーサイズ窓枠の加工に入ります。必要寸法をカットして先にフレームを組立します。

寸法は完璧でした。フリーサイズ窓枠を差し込み、窓のアングルピース、壁面パネルにビス留めし固定します。

固定されたフリーサイズ窓枠のフレームに化粧カバーを取付けて大阪府豊中市K様邸お風呂リフォームの浴室窓工程が完成です。

事前に仕込んでおいた給水と給湯の裏配管にシャワー付きの混合水栓を取付けします。

混合水栓のカバーセットを取付けます。K様はTOTO「サザナ」のSタイプをお選びいただきました。サザナのタイプ別の特徴はこの洗い場の混合水栓デザインに現れます。

TOTO「サザナ」の大人気スライドバー「コンフォートシャワーバー」も取付。立っても座ってもお好みの位置でシャワーを固定できる優れ物です。

タオル掛けも取付。シルバー色がブラックを基調とした浴室内の雰囲気にとてもマッチしています。

タオル掛けのビス留めは、事前に仕込みしておいた補強材の位置に。これで大幅に強度が上がります。

基本仕様の縦長ミラーも設置。くもりにくくお掃除もしやすいTOTO「サザナ」自慢の「お掃除ラクラク鏡」です。

ミラー横に収納棚を固定する専用金具を取付しました。

この段階でシャワーと混合水栓に接続。養生で分かりにくいですが、お選びいただいたのはメタル調シャワーヘッドの「コンフォートウェーブシャワー」です。

続いてフロフタを固定するための3点留めストッパーも取付。こちらも雰囲気を損なわないようにメタル調のデザインをお選びいただきました。

いよいよ浴室カウンターの取付です。最も荷重がかかる場所になるため、専用金具をより強度を高めて固定するためにコーキングを入れておきます。

カウンターの土台を設置しました。水平を測りながら慎重に作業していきます。

浴室カウンターの本体カバーも取付。もう少しで豊中市K様邸のTOTO「サザナ」浴室リフォームが完成です。

床と壁パネルの繫ぎ目や窓枠の繫ぎ目にコーキングを施していきます。こちらは乾くまでに一晩おかなければいけませんので、コーキング後は触らないようにお願いしています。

ここで浴槽側面にエプロンを取付けて完成です。もちろんエプロンも人工大理石製です。お掃除のしやすさはもちろん、高級感があります。

最後に段ボール養生を施して大阪府豊中市K様邸のTOTO戸建用ユニットバスルーム「サザナ」の組立工程が終了しました。朝9時から夕方5時の丸一日の作業工程となりました。

 

給排水・電気工事(仕上げ)

まずは給排水の移設工程で仕込みしておいた追焚配管(黄)を取り出します。

取り出した追い焚配管と画像のユニットバス浴槽本体に接続されている追焚配管(黒)と金色の継ぎ手を使って繫ぎ込みます。小さな輪っかは「バンド」といい、最後にきつく固定するための材料です。

漏水が発生しないようにしっかり固定。慎重な作業が求められます。追焚配管が2本あるのは、浴槽のお湯を給湯器に送る配管と給湯器で温められたお湯を浴槽内に戻す配管の2本が必要だからです。

浴室追焚配管繋ぎ込み

最後にバンドをしっかりと固定し追焚配管の繋ぎ込みが完了しました。

続いて前日のユニットバス組立工程で仕込みしておいた洗い場側のシャワー付きの給水・給湯混合水栓に繋がる裏配管と解体後に仕込んでおいた給水(ブルー)・給湯(ピンク)配管との繋ぎ込みを行います。

給水・給湯配管と裏配管の接続はこの継ぎ手(正式名称:ペア耐熱管用両側タケノコ10A))を使って繫ぎ込みます。

浴室給水・給湯管繋ぎ込み

裏配管と給水・給湯管の繫ぎ込みもしっかり完了しました。エプロンを戻して大阪府豊中市のK様邸お風呂リフォームの「給水・給湯・追焚配管の繫ぎ込み」工程の完了です。

大阪府豊中市のK様邸浴室リフォームの電気工事仕上げを行います。まずは予め仕込みしておいた給湯器用のリモコン配線をリモコン本体と結線します。K様邸は給湯器は既存のものを再利用されたため、給湯器リモコンも旧来のものをその使います。

給湯器リモコンの取付位置が定まったらインパクトを使ってしっかりとビス留めしていきます。

取付けた給湯器リモコン本体にリモコンカバーをはめ込んだら、リモコンまわりにマスキングを貼り防水用のコーキングの準備を整えます。

コーキングを打ってこの通り。コーキングは粘着性が強いためやり直しし辛く、失敗できない一回勝負の作業になります。

マスキングを剥がしたらコーキングが完了。乾くまでに一晩かかるため、この後は触らないように注意です。

ここからはK様邸浴室リフォーム工事の電気工事の仕上げ工程です。ユニットバス天井の点検口を開けて天井裏にある浴室換気扇本体に排気ダクトを繋ぎ込みします。

狭い場所での作業になります。今、電気職人さんはアルミテープを使ってダクトを巻いているところです。

こちらが換気ダクト工事の完成形です。換気扇本体(黒)にアルミテープを使って換気ダクトがしっかり繋がれています。もう一本の奥に伸びているダクトは脱衣場換気扇からの排気を屋外に逃がすためのものになります。

続いて電気配線を繋いでいきます。手前の一本は換気扇用の配線で、奥の3本は天井照明の電気配線です。今回のK様は浴室照明を3つのダウンライト仕様でお選びいただいているため電機配線も3本となります。

ダウンライト電気配線結線

3つのダウンライトが結線されている様子です。普段目にすることはありませんが、ユニットバスの天井裏には電気系統で重要なものが集まっているのです。

最後に浴室内の照明と換気扇の電気スイッチをこちらも仕込みしておいた配線に繋いでいきます。

スイッチのはさみ込みの金具を専用のビスで固定します。

スイッチプレートを取付けて完成です。夜でもスイッチの場所が分かるように小さく光る蛍付の照明スイッチを選ばせていただきました。以上で豊中市K様邸TOTO「サザナ」浴室リフォームの電気工事仕上げ工程が完了です。

 
浴室ドア枠まわり造作

大阪府豊中市のK様は状態が良いことから脱衣場のクロスは貼替えしないため、浴室ドア枠のまわりにサニタリーパネルを貼ることで解体時の小口を隠し、防水対策にすることにしました。まずはサニタリーパネルを適切なサイズにカットします。

カットしたサニタリーパネルをドアまわりに仮合わせしてサイズに問題がないかを確認します。

パネルのサイズに問題なければパネル専用の両面テープと接着剤を付けます。

パネル用両面テープ

パネル専用の両面テープはコニシ製のものを定番で使っています。粘着力が高くカットしやすいため重宝しています。

下準備したサニタリーパネルを貼り付けます。一度貼り付けると取れないため、慎重に貼り付けします。

サニタリーパネルのサイドの小口をきれいに隠すため見切り材を差し込んでいきます。これでサニタリーパネル部分の造作は完了です。

続いて浴室ドア額縁(四方枠)を組立て枠まわりに差し込みします。TOTO製のドア枠は予めジャストサイズでカットされているため組立もスムーズです。

差し込んだドア枠をアングルピースにビス留めしてドア額縁の取付も完了です。

浴室ドア枠サニタリーパネル造作

仕上がりはこの通りです。脱衣場のクロスをそのまま使いたい、というお客様にはおすすめの仕上げ方法です。クロスの貼替に比べて価格もお得です。

洗面化粧台取替工事

続いて新しい洗面化粧の組立をはじめます。まずは洗面の裏側から取付なければならない水とお湯の吐水口となるシャワー付きの混合水栓や排水栓を取付けていきます。大阪府豊中市のK様の洗面化粧台は「お風呂リフォーム.com」のおすすめシステム洗面化粧台リクシル「ピアラ」をお選びいただきました。

まずは解体スタートです。ミラーキャビネットの収納棚から取外していきます。

ミラーキャビネットの照明と接続していた電気配線をカットし、漏電しないように処置します。

化粧台本体と壁と固定していた金具を取外しておきます。 

ミラーと設置していていた固定金具も壁から取外します。

運び出しの重量を軽くし、シンク下の給水・給湯・排水管を取外すために引き出しを抜いておきます。

洗面化粧台解体

シンクキャビネットに潜り既存洗面化粧台の給水・給湯・排水管を取外しています。

以上で洗面化粧台の解体工事が完了です。このまま仮置き場に運び出します。

次に新しい洗面化粧台に繋ぎ込む給水管と給湯管、そして排水管を規定の位置に移設させます。これはユニットバスやキッチンも同様で、新しい商品が既存の商品と同じ位置に給排水が指定されているケースはほとんどありません。

まずは穴あけホールソーで新しい排水管を設置するための穴を空けていきます。

同じように給水管と給湯管を通すための穴をホールソーで空けましたがここで問題が発生。給水管が脱衣場の床を支える斜めの火打ちの真上の位置に。給湯管も同じく床を支える根太の上に所定されていました。

ここで便利なのが樹脂管(ブルー)です。柔軟性が高い素材のため、火打ちを避けながら所定の位置に給水管を通すことが出来ました。原則として床を支える火打ちや根太を撤去するのは耐荷重が落ちるためおすすめしません。

給湯管(ピンク)も同じように樹脂管の柔軟性を利用して所定の位置に通すことが出来ました。ここまでぴったりの位置に火打ちや根太が干渉するケースは珍しく、貴重な豊中市のK様邸洗面化粧台取替工事は貴重な事例です。

排水管も所定の位置に通すことが出来ました。樹脂管同様に耐久性が高い塩ビ管を使用します。

既存の排水管に新しい排水管を繋ぎ合わせたら大阪府豊中市K様の洗面化粧台取替工事の給排水工事が完成です。

シンクキャビネットを取付位置に運び、仕込みしておいた給水・給湯・排排水管を差し込みながら据え付けます。

洗面シンクキャビネットの扉も取付けて開閉に問題がないかをチェックします。

続いて洗面化粧台の底板にホールソーを使って給水管・給湯管・排水管を通すための穴を空けていきます。

穴を空けた底板に給水管(ブルー)と給湯管(ピンク)を通して設置します。

給水管・給湯管それぞれを洗面化粧台(LIXILピアラ)本体の配管と繫ぎ込みします。

同じように排水管もジョイントします。漏水しないように結合部をしっかりと締め込みします。

給水管と給湯管が使い始めてからの収納物に当たってグラつかないように専用の固定部材でビス留めします。

最後に底板をビス留めしたら、K様邸のシステム洗面化粧台リクシル「ピアラ」の給排水工事が完了です。左にある黒い配管はシャワー水栓になります。

シャワー水栓は画像の通りです。シャワーが伸び縮みすることでシンクをお掃除しやすく、洗面台で髪の毛を洗うことが出来ます。近年は小さな愛犬のシャワーに使われることも。

シンクキャビネットが完成したら三面鏡を取付けします。

ミラーキャビネットの照明の電源として裏側で電気コンセントにジョイントするのを忘れてはいけません。

ピアラミラーキャビネット取付

キャビネットを指定の位置にしっかりビス留めします。照明はLED仕様のため長持ちすること請け合いです。近年完全に定番化しました。

三面鏡の中は大容量の収納スペースが。キャビネットの中にも2箇所電気コンセントが付いているため、ドライヤーや電気シェーバーの充電も便利です。

以上で大阪府豊中市K様邸システム洗面化粧台リクシル「ピアラ」の解体から給排水工事、組立までの工程が完了しました。

VOICEお客様の声

おかげさまで素敵な新居が出来上がりました。友達でリフォームする人がいたらご紹介させてもらいますね。

THANKS担当者より

この度は『KANSAIお風呂リフォーム.com』に浴室リフォームをご依頼いただき、誠にありがとうございました。完工後にお生まれになられたかわいい赤ちゃんも会わせていただいて感動しました。

  • TOTO「サザナ」
  • LIXIL「リノビオ」

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